みなさんは、失恋したことはありますか? ツラいですよね、失恋。
なぜ自分がこんなツラい思いをしなきゃならないのかと、ちょっと世の中を恨みたくなります。
失恋直後は、自分の全てが否定されたような絶望的な孤独感にさいなまれるものです。
周りはこっちの気持ちも知らずヘラヘラ笑っているし、誰もこの痛みなんてわかってくれない……なんて、20代の頃の私は自分の傷にばかり敏感になり、他人の傷を見ようとしていませんでした。
「人を傷つけた」ことに対する後悔
私は40歳を過ぎて、30代の頃にはあまり感じなかった後悔を感じるようになりました。
それは過去に、人を傷つけたことです。
好きな人を傷つけた恋愛エピソード
ある男性に告白されたときのこと。
とても誠意のある方でしたが、お付き合いには至りませんでした。
誠意があることと、恋愛感情を抱けるかどうかは別。恋愛ではよくあることです。
でも、きっぱりとは断りませんでした。
むしろ男性の好意を利用していました。
なんとなく不安な夜は、深夜でも電話の話し相手になってもらったり、予定のない日は買い物やお酒に付き合ってもらったり、まあそんなところ。
大したこと、ないですか? そのくらい、女子なら誰でもやってる?
私もその程度に、考えていました。
だから、他の男性とデートすることも躊躇いませんでした。
でも、逆の立場だったらどうでしょう。
意中の彼に振り向いてもらうための一途な努力を、そんな風に扱われたら? 約束をドタキャンされて、他の女性とデートされたら?
好きな人に振り向いてもらえない辛さは、十分味わっていたはずなのに、自分に向けられた気持ちを粗末に扱ってしまいました。
40代になった今、思い出すのは、他人に誇れないそんな行動ばかりです。
他人の恋心を軽く扱った過去が、じわじわと私を苦しめ始めています。
大切な恋人を傷つけてしまった体験談
大好きな人を傷つけてしまった…。誰しも、一度や二度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか?
一度、相手を傷つけてしまったかもしれないと思うと、どこまでも自分自信を責めて、苦しくなってしまうこともあります。
もう一つ私が忘れられない後悔は、かつて付き合っていた男性を傷つける言葉を言い放ち、一度喧嘩別れしたことでした。
自分の言動を後悔してもしきれず、地獄のような毎日を過ごしていた私。それを救ってくれた言葉があります。
「つぐみさん」という界隈では有名な占い師に相談したとき、占いで言われた言葉です。
「彼もまた、自分の言動やあなたの気持ちを受け入れなかったことを後悔しています。
だから、また彼から復縁したいという連絡がくるはずです」
「あなたと彼、決してどちらかが悪いってことはありません。
あなたが悪いわけではないから、直すべきところはないんですよ。
それよりも、自分のことを愛してあげて」
その後、奇跡的に彼から「傷つけて本当に申し訳なく思ってる。もし許してもらえるなら、やり直したい。」という連絡がきて、またお付き合いできることになりました。
もし一人悩んでしまうときには、思い切って占いで鑑定してもらうのもいいかもしれません。
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