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2018.04.17 コラム

Writing by 吉田 明日香

日本の結婚式とはこんなに違う!知っておくべき憧れの海外ウエディング事情

Writing by 吉田 明日香

日本の結婚式とはこんなに違う!知っておくべき憧れの海外ウエディング事情

ドイツに住んで早3年になる私ですが、こちらの結婚式のシステムはいまだに慣れません。日本のように格式張ってはいないのですが、だからこそ迷うこともしばしば……。

そこで今回は、日本とは全く違うドイツの結婚式事情を紹介します! もしかしたら日本の式にも取り入れられるものもあるかもしれませんよ。

今後国際結婚をする可能性があったり招待される可能性がある人、そしてもちろんない人も、興味深い文化の違いに触れてみてください……!

 

海外の式ではかなり重要度の高い「ファーストダンス」


これはドイツだけではなく、海外の結婚式全般に言えることのようですが、ドイツの結婚式ではダンスを踊るのが定番です。

式の中盤に差し掛かったら、最初はファーストダンスといって、主役の二人がゲストに囲まれた輪の中で踊り始めます。そのため、テーブルの配置も会場の真ん中はスペースを空けておき、ダンス用のスペースを確保しておくのが一般的です。

二人のダンスが終わればあとは家族や友人たちが音楽に合わせて踊り出します。慣れている人が多いせいか、みんな本当に上手に体を動かすので、日本人がそこにいると踊り慣れずちょっと恥ずかしくなるかもしれませんね。

こんなふうに盛り上がるダンスの時間ですが、その最初となる夫婦のファーストダンスはかなり重要になってきます。映画や海外ドラマで見たことがある人もいるかもしれませんが、ファーストダンスのために二人でダンス教室に通う人も珍しくはないんですよ。

曲はだいたいの場合二人で決めますが、ワルツのようなゆったりとしたものから、最近ではノリのいいポップミュージックも多いようです。

基本的に、ダンスは女性のほうが気合いが入っています(笑)。そのため、ぶつかることも多々あるようですが、そんな思い出も含めて式で披露するので感動もひとしおなんですよね。

ファーストダンスはゲストも盛り上がるので、日本でも流行の気配です。

 

衣装替えはなし!その代わり、ウェディングドレスがダンス用に変身


新郎新婦はファーストダンスさえ終われば、あとは友人らとリズムに合わせて思い思いにダンスを楽しみます。しかし、花嫁はウェディングドレスを着ていますよね。盛り上がってくると、かなり激しく踊る場合もあるので動きにくいのではないかと心配になります。

ですが、そんなことも考えられているのがドイツのウェディングドレスです。実は見えないようにウエストのあたりにボタンがついており、そこに裾をひっかけて短くできるようになっています。ドイツの結婚式は、日本のように二次会があることは少なく、音楽は夜中まで鳴りっぱなしのことも多いので、終盤に差し掛かるほどこの裾上げがかなり便利です。

ファーストダンスの時は写真映えを考えて裾をそのままに、その後はアップにしてはっちゃける花嫁が多いようですね。衣装替えの文化はあまりないのですが、その分2種類のドレスが楽しめちゃいます。

ちなみに、ドイツの結婚式ではたいていの場合メイクさんなどはいないので、裾上げは友人らに手伝ってもらいます。もちろん、当日のドレスへの着替えも友人や家族に着せてもらうんですよ。

私は国際結婚だったにも関わらずそのことを知らなかったので、当日は慌てふためきながら旦那、両家の家族、友人ら総動員でYouTubeに頼りながら頑張りました。ですが、「もっときつくしたい」「この肉を入れたい」など希望を口にしやすく、しかも自分好みのフィット感で着られたのでかなり満足です。意外と自分たちでもできるものですよ。

 

ウェディングドレスもテーブルの花も……とにかく用意が大変すぎる


日本の結婚式でも決めることは多いですが、プランナーさんが中心となってやるべきことを指示してくれます。こちらはあとは選ぶだけなので、スケジュールなどはプランナーさんに任せておけば安心ですよね。

しかしドイツでは自分で手配することのほうが多いんです。例えば当日のヘアは自分で美容院に予約をするし、メイクも希望するなら自分で結婚式用のメイクができる人を探します。他にも、テーブルの花も自ら花屋さんにお願いをして「〇日に持ってきてください」と手配しなければならないんですよ。責任重大ですよね。

そもそも、ウェディングドレスも“借りる”という感覚はあまりなく、ほとんどの人が自分で“購入”します。自分で店を何軒も回って、その中でお気に入りを見つけたら自分サイズに合わせてもらうという手順です。

10軒以上のお店を回った人もいるほどですが、多くの海外でもあるようにドイツでも「花婿は式当日まで花嫁のウェディングドレス姿を見てはいけない」というジンクスがあるので、お店回りは女性だけで行うことが多いです。家族や友達についてきてもらって決めるのですが、これがなかなか大変なんです。

ちなみに、ウェディングドレス購入のコストは2,000ユーロ(約26万円)前後とそこまで高くはありません。日本ではレンタルをするだけでもこれ以上かかることが多いので、そう考えるとこの値段で自分のウェディングドレスが持てるのならお得かもしれません。

日本で人気の海外ブランドもこの程度の値段なので、式前にもし海外に行く機会があれば、見てみてもいいかもしれません。

 

食事はビュッフェスタイル。歩きやすい靴でゆったりと食べたい


日本の場合は、披露宴の食事はコース料理が出てきますが、ドイツではだいたいの場合ビュッフェスタイルです。結婚式だと座っていることがほとんどなので、ちょっと歩きにくい靴でもいいかなと思ってしまいますが、ビュッフェといっても前菜、メイン、デザートと順を追って出てくることが多く、とにかく歩く機会も多いです。

何度も席を立たなければならず、歩きにい靴だと食事を手にしたあとにふらつきがちです。ドイツの結婚式では、歩きやすい靴にすることも重要なポイントとなるでしょう。

また、式は多くの場合夜から開始します。外で結婚式を挙げることも多くそのまま外で食事になるので、食べている時に寒くならないような恰好をすることも大切ですね。

 

日本だったらありえない!?ご祝儀の代わりに持って行くものは?


ドイツの結婚式にはご祝儀はありません。その代わりになにかプレゼントを渡すというのが一般的なようです。これはドイツ特有の文化だと思いますが、多くの場合、招待状に二人の欲しいものリストが書いてあるので、そのリストの中からプレゼントしたいものを選ぶという合理的な方法をとっています。

日本人からしたら、催促しているようで気が引けてしょうがないですが、ドイツでは誕生日のプレゼントもこのようにリストを作って友人に欲しいものをアピールするのが一般的なんです。ここでは違和感はないのかもしれないですね。

プレゼント以外なら日本のようにお金をあげるのですが、その場合も招待状に「ものではなくお金を持ってきて欲しい」という旨が書かれています。しっかりとしているというかなんというか……(笑)。

ただ、ゲストがなにを持って行くか迷う心配がなく、しかも二人にとっても嬉しいことなので、結果的にはうまくいくようです。

 

ドイツでの結婚式は日本とは随分違うようですが、今回紹介したものは例であり、全てではありません。というのも、それぞれに工夫を凝らした式をしているので、正解がなく、それぞれのカップルごとに色があります。

しかし毎回違う雰囲気の式に出られるのは、ゲストにとっても嬉しいことですよね。自分たちでやらなければないことが多い分大変ですが、その後の達成感は十分に味わえるでしょう。

吉田 明日香
新卒で出版社に入社し、勤務して8年。編集長になり仕事が楽しくてしょうがなかったのに、何を思ったか「私、ドイツ行くわ」といきなりドイツへ。ヒッチハイクしたり、知らない人の家に泊まったり新しい世界を大満喫する。帰国後、仕事復帰を果たすも、そこで出会ったギリシャ人のことを忘れられず再び渡独。そんな彼は今の夫です。 「思い立ったらいっちょやってみっか」がモットー。今はドイツでライターとして大好きな仕事を継続中のアラサー女子。
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