
女性なら誰しもが気になる足のむくみ……。一体どのようにして解消したら良いのか悩んだ経験はありませんか?
今回は足がむくむ原因を徹底調査!さらにむくみをなくすマッサージ方法やツボ押しなどの「むくみの治し方」についても紹介していきます。
足がむくむとどうなるの?
- 「夕方になると靴がきつくなる。」
- 「なんだか足が重い…。」
- 「足がパンパンに太い…。」
こんな体験をしたことはありませんか?これらは、足がむくむことが原因で起きている可能性があります。基本的に足のむくみとは体に水分が異常に増加した状態のこと。
重度の場合だと、下肢静脈瘤などの病気になることもあるので、むくみがなかなか治らない方やむくみが酷い場合には医師に診てもらうことをおすすめします。
足のむくみの原因と対策
足がむくんでしまう原因について大まかに5つほど紹介していきます。思い当たる節がある方は注意が必要です。
①就業環境(デスクワーク・立ち仕事)
就業環境はむくみに大きく影響します。例えばデスクワークで1日中座り仕事の方、またはアパレルなどの接客業で1日中立ちっぱなしなど、1日のほとんどが同じ体制の方は足がむくみやすい状態にあります。
対処法としては、軽いストレッチや、日中でも履ける着圧ソックスの着用などでをリンパや血流の流れを良くしてあげましょう。
②運動
運動量が不足するとふくらはぎの筋肉の衰えに繋がります。筋肉が衰えることで代謝が低下し、身体に水分が溜まりやすく足のむくみに繋がります。
なので、日中の軽いストレッチや定期的な筋トレなど、日々の生活に運動を取り入れることが必要。さらにはマッサージやツボ押しなどで血流を良くしてあげるのも良いでしょう。
③食事
塩分の取りすぎはむくみの原因となります。塩分は水分を抱え込む作用があり、排出されず身体に溜まる傾向があります。
さらに塩分の多い食事をすることで水分が欲しくなり、水分の過剰摂取にも繋がります。そのため、塩分の多いスナック菓子、カップラーメンなどの摂取は控えるようにしましょう。
むくみが気になる際には利尿作用のあるカリウムやビタミンB1などを含むバナナや昆布、豚肉などを積極的に摂取するのがおすすめです。
④妊娠・生理
妊娠中は体内の血液と水分バランスが崩れやすいため、むくみやすいと言われています。また、つわりなどから来る運動不足や冷えによる血行循環の不足。体系変化による衣服の締め付けなどもむくみの原因と考えられています。
さらに生理開始の4~5日前ほどから全身や顔のむくみが起こることがあります。個人差もありますが、整理前に体重が増えるのはこのためです。
軽いストレッチやマッサージ、体を温めるようなケアを行いましょう。
⑤長時間の移動
飛行機などの長時間移動は足がむくむ大きな要因のひとつ。同じ体制で居続けることでエコノミー症候群になる恐れもありますので注意が必要です。
身動きがあまり取れない場合には着圧ソックスの着用をおすすめします。
足のむくみを解消するマッサージ方法
お家でできる簡単なマッサージ方法を紹介していきます!
①足裏を押す
両手で足裏を包み込み、親指を使って足裏全体を10秒押します。
②足の甲を押す
足裏と同じく、甲側もまんべんなく10秒押しましょう。
③足指をもむ
指の付け根から、足先に向かって、1本ずつ丁寧に指先の腹で少し引っぱるような感じで、つまむようにしてもんでいきましょう。
④ふくらはぎのリンパマッサージ
足首からひざ裏の膝窩リンパ節まで、左右の手を交互に使いさすり上げる。お風呂上りなどの身体が温まった状態で、ぜひ試してみてくださいね!
足のむくみに効くツボ3つ!
ここからは足のむくみに効果的なツボを紹介していきます。
①湧泉(ゆうせん)
湧泉は足の裏の中央よりやや上。足の指を曲げた時、へこむところに位置しています。押し方としては両手の親指を重ね、湧泉に当てて押しもみます。
②解谿(かいけい)
解谿は足首の間接の全面中央、ちょうど2本筋の間にあります。このツボを刺激することで代謝を高め足首を細くする効果があります。
③太谿(たいけい)
太谿(たいけい)は内くるぶしのすぐ後ろでアキレス腱脇のへこんだ部分にあり、代謝を高め足首を細くしてくれる作用があると言われています。
ツボ押しであれば、会社の休憩時間などでも簡単に行うことができます!ぜひ参考にしてみてください。
日頃のケアで足のむくみを解消しよう!
足のむくみに気づいたら、放置するのではなく都度ケアをしてあげることが重要です。
マッサージ方法やツボの押し方など、自宅で簡単にケアすることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
参考元:総合南東北病院、銀座ナチュラルタイム、沢井製薬、東洋整体
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