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Writing by 川口美樹

片思いに疲れた…恋愛を諦めかけそうになった時の2つの解決法

Writing by 川口美樹

片思いに疲れた…恋愛を諦めかけそうになった時の2つの解決法
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川口美樹 恋愛プロフェッショナル
元俳優。1,000人以上の人生相談経験を元に、恋愛市場への本質的な情報発信を開始。恋愛・結婚・ジェンダー・夫婦・SEX・キャリアについての総合雑誌のような存在を目指し、講演も行う。書籍『なぜあなたの恋愛は思い通りにならないのか?』

「あの人はどうしていつも自分に優しく微笑みかけてくれるのだろう?」
「もしかしたら、わたしのことに気があるのかな?」
「でも、他の子にも優しくしているんだろうな、とも思うし」
「LINEも返信してくれるけど、やっぱり遊ばれているだけなのかな?」
「あぁ、どうしてこんなに胸が苦しいんだろう?」
「こんなに辛い思いをするくらいなら、いっそのこと出会わなければよかったのに」

お気持ちはよ〜く分かります。片思いの時って、胸が張り裂けそうなほど辛いですよね。

周りは「さっさと告白してハッキリさせればいいじゃないか」と言うけれど、「そんなことができたら苦しんでないっつうの!」って話ですよね。

でも周囲の意見も一理あります。確かに片思いの時って、「めちゃくちゃ苦しんでいる割には、大したアクションをしていない」んですよね。

下手なことをして嫌われたくないと言う思いが先行しすぎていて、アクションを起こす勇気が出ない分、「考える」ことに一生懸命になってしまうんです。

そしてだからこそ疲れてしまう。「何か」しなければ進展もないのに、その「何か」ができないわけですから。

ではその「何か」をするにはどうしたらいいのでしょう?

どうしたら苦しい片思いではなく、楽しい片思いにすることができるのでしょう?

片思い中に疲れてしまう3つの原因

まずはじめに、あなたがなぜ片思いに疲れてしまうのか、その原因から探っていきましょう。

原因が理解できると、するべき対処法は自ずと見えてきますよ!

相手への期待が高すぎるから

片思い中に抱きがちな期待(妄想)として次のようなものがあります。

①自分のことを好きでいてくれるはずだ、という期待
②言葉にしなくても相手も自分の好意を感じているはずだ、という期待
③なんとなく、今のままの延長で付き合うことにならないか、という期待

相手から「好きです」という言葉を聞いたわけでも、自分から「好きです」という言葉を言ったわけでもないのに、これらの期待を抱いてしまうのにはワケがあります。

それは「相手が自分のことを異性として好きでなかった時の恐怖に耐えられない」という気持ちを抱いているからです。

うまくいったら嬉しいけれど、それ以上にうまくいかなかった時の辛さに耐えられない。

下手に行動するよりも「相手が自分と両思いであるという可能性」のなかに生きていたい。

そういった深層心理から相手に色々期待することで、いつまでたっても自分から行動しない上手な言い訳を作り出してしまうのです。

他人の恋愛と比べているから

片思いに苦しんでしまう人の特徴として、どこかで自分の未来に悲観している、ということが挙げられます。

あなたは過去の経験や、周囲の友人の幸せそうな顔を見て、「自分にはあんなに幸せな恋愛ができるはずがない」と心のどこかで思ってしまったことはないでしょうか。

ところがその心を揺さぶられる人との出会いを体験してしまった。

これまでうまくいくわけがない、自分には縁遠いものだと思っていた幸せな恋愛が、急に自分の方に近づいたわけです。

ここであなたは考えます。「私がそんなことを望んでいいの?だって私はあの子みたいに可愛くもないし、頭も良くない。こんな私を好きになってくれる人なんているの?」と。

それでアクションを起こすことに臆病になってしまっているんですね。これは、自分の恋愛と他人の恋愛を比べている人の発想です。

「あの子”みたいに”幸せに」「この子”よりも”うまく」恋愛できるかどうか、で自分のことをジャッジしてしまい、「自分のできる最大のアクション」に集中できていません

正しいアプローチをしていないから

一方で、アクションはしている(つもりだ)けれど、一向に進展がなくて疲れてしまった、という場合もあるでしょう。

これは完全に、「自分の好意を相手に伝える」ことか、または「相手から自分への好意を引き出す」ことの、どちらかまたは両方のアプローチ方法を間違えているのが原因です。

(デートに誘ったんだから、こっちの気持ちくらいわかるでしょ!)って心の中で思いながら、全く好意の伝わるようなコミュニケーションを取っていなかったり、

会っているときに緊張してしまって相手の目を見て話すことができず、相手に「俺のことあんまり好きじゃないのかな?」と誤解をさせてしまっていたり、

本人が「これで伝わるはずだ」と思っている基準が、思いっきりズレているために、せっかくのアクションが成果に繋がらないといったことが起こっている可能性があります。

片思いをするなら、絶対にやってはいけない2つのこと

また片思いに疲れてしまう要因として、自分のメンタリティやアプローチ方法とは別に、「負け戦をしている」ということもあり得ます。

そうと知らずに「負け戦」に挑み続けたとしても、手応えを感じないまま撃沈することになります。

そこで、あなたのしている片思いが「負け戦」でないか、一度ここでチェックしておきましょう。

人さまのモノには絶対に手を出すな!

片思いの相手に、すでに恋人(ないしは配偶者)がいるのであれば、その人にアプローチすることは絶対に許されません。

それは道徳的にどうとか、略奪愛はするなとかそういうことではなく、単純に「その恋が実ったとしても不幸しか待っていない」からです。

仮に奪うことができたとしても、恋人はその時点で「前科一犯」ですから、その後にも再犯する可能性がものすごく高まっているのです。

もちろん、相手がすっぱり今の恋人と別れる、ないしは離婚したなら勝負の土俵に上がっても良いですが、それまでは絶対に手を出してはいけません。

相手の「思わせぶり」な態度に反応するな!

また、相手が思わせぶりな態度をして来たときに、いちいちそれに反応してしまうことも、負け戦を始める第一歩となります。

あなたが何かしらの反応をしてしまうと、「お、引っかかった」と言わんばかりに、思わせぶりな態度を取り続けます。

「思わせぶりな態度をとる」ということは、その態度の裏側にある動機が、純粋な恋心であれ不純な下心であれ、「ストレートにアプローチする勇気がない」ということです。

そして関係を曖昧にしたままに、何とか男女の仲になろうと画策しているのです。

異性の思わせぶりな態度に対してあなたができることは2つ。「直接聞くか」「反応しないか」です。

「反応しない」を選んでも、純粋な恋心が動機なら、そしてそれが本気ならどこかで具体的なアクションを起こしてくるはずでしょうし、不純な下心が動機ならそのうちにフェードアウトしてくれます。

どっちにしても「相手の本当の気持ち」がわかりますので、思わせぶりな態度には「いちいち反応しない」ようにしましょう

疲れたモチベーションを回復させるコツ

さて一旦ここで、ここまで紹介して来た「あなたの片思いを疲れさせる5つの要因」について整理しておきましょう。

片思いが疲れる要因

①相手への期待を抱き、行動しない言い訳を作っている
②他人の恋愛と比較して、自分のできることに集中していない
③アプローチが間違っており、関係が進展していない
④好きになるべきでない人を好きになっている
⑤相手の思わせぶりな態度にいちいち反応している

まず、4番と5番が当てはまる場合。これはシンプルですよね。

相手に恋人がいるなら別れるまで何もしない・何も受け付けないということ。そして相手の思わせぶりな態度には反応しないと決めることです。

ややこしいのが1番と2番です。おそらく多くの人が当てはまるのがここですよね。

1番と2番の人が、モチベーションを回復させるためには、頭の中の思考性を変える必要があります。少し丁寧に解説していきたいと思います。

(3番は具体的なノウハウの話になるので、一旦脇に置いて、この後に詳しく解説します。)

結果が欲しければ行動せよ

片思い 疲れた

恋愛のプロセスには「思考の世界」「行動の世界」「結果の世界」があります。

「思考の世界」はどうしようか迷っている段階、「行動の世界」は何をどう行動に移したかの段階、「結果の世界」はその行動の結果どうなったのか、の段階です。

冒頭でも伝えたように「考えているだけで何もできていない」という人は、ずっと思考の世界にいるために、いつまでたっても結果の世界にいくことができません。

ですからまず悩む前に「自分からアクションを起こさなければ何も始まらない。結果を出すには行動が必要だ」ということを強く意識することが必要です。

逆に何もアクションを起こさなければずっと今のままですし、下手すればライバルに取られてしまいさらに後悔するハメになります。

いきなりうまくいくと思うな

そして行動すれば、何かしらの結果が出ることになります。

ここで、すぐに疲れてしまう人は「いきなり最初からうまくいってほしい」という気持ちを持っています。

意識はしていませんが「告って(告られて)、両思いになって、はい幸せ」という何の障害もない恋愛を求めているんですね。(なぜなら傷つくのが怖いから)

ですから、ちょっとうまくいかない雰囲気を感じたり、少しでも不利な状況に追い込まれるとすぐに「疲れた」といって諦めてしまうのです。

しかし、本当に幸せなパートナーシップを築くためには、告白に失敗したり、成功したとしても相手となんどもぶつかったり、価値観のすり合わせなどをしたりする必要があります。

むしろ、そうしていくことでしか幸せになることは1000%ありません。

そこでそういった障害にぶち当たった時に、「幸せになるための課題きた!」と思い、そのプロセスを楽しめるかどうか、が鍵になってくるのです。

モチベーションなんて存在しない

さて、この前提をお話しした上で、片思いが疲れないモチベーションを回復させるためのコツですが、

モチベーションなんて存在しない、ということをあなたには知ってほしいなと思います。

そもそも人間の脳には「やる気」に関する仕組みはないと言われています。人間の意識が勝手に「やる気が出た、なくなった」と判断しているだけです。

モチベーションが下がったように感じるのは、物事がうまくいかなくなった時に「これ以上努力したくない」と感じたために、「モチベーションが下がった」と認識することを選択したからなんですね。

その証拠に、同じ「フラれた」という事実に「やる気をなくす人」がいる一方で、「さらにやる気が出る人」もいますよね。

つまり上がりもせず下がりもしないものを、自分の都合のいいように上げ下げしているのが、モチベーションという概念なのです。

常に「どうしたらできるのか?」を考えよう

ということはです。意図的に下げることができるなら、意図的に上げることもできる、ということです。

モチベーション(というか気分)が下がると認識するときは自分の中で「できない理由・やらない理由」を作ったときなので、モチベーション(というか気分)を上げるには「できる理由・やる理由」を作ることが重要です。

例えば、「自分から探りをいれる勇気がない」のであれば、「だから声をかけられない」と結論づけるのではなく、「友人を使ってリサーチしてもらおう」と代替案を出したり、

「LINEがあまり積極的に返信がこない」のであれば、「わたしには気がないのかな」と結論づけるのではなく、「積極的に返したくなるLINE術」関連の本を読んで勉強してみたりすればいいわけです。

繰り返しになりますが、幸せの手前には失敗がつきものです。失敗なくして幸せはないのですから、全ての失敗は「幸せになるための過程」だと思いましょう。

そして「どうしたら欲しい結果にたどり着けるのか」を考え、行動し続けることで、道がひらけていきますよ!

確実に脈アリかどうかを確かめるための4STEP

とはいったものの、「確証もなしにそんな前向きに考えられない」という人も多いでしょう。

そこで最後に、相手に脈があるのかないのかを確かめる方法を難易度順に紹介していきます。

もし今、諦めるか諦めないかを迷っている人がいるなら、とりあえずこれを全部やってみてから判断してほしいなと思います。

難易度低:「わたし(僕)のことどう思ってるんですか?」と聞く

相手に恋人がいるかいないかわからないのであれば、「彼女(彼氏)に怒られますよ」と言ってみてください。

このとき「え、いないけど。いるって言ったことあったっけ?」とアッサリ言ってきたらいない確率が高いです。

逆に、はぐらかされたり「え〜いないよ〜」と否定してきたりしたら、「いる」か「作る気がない」のだと思った方がいいです。

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難易度中:二人きりのご飯か飲みに誘ってみる

次に軽い感じで構わないので、ご飯か飲みに誘ってみましょう。

アッサリOKされれば脈は薄く、驚いたような嬉しいような顔をしたら脈アリです。(表情が出ない人もいますが)

食事中は、仕事の話をするのもかまいませんが、距離を縮めるなら恋愛トークがオススメです。

難易度高:デートに誘ってみる

恋人がいないことがわかっていて、恋愛トークも盛り上がっていて、二人きりのデートに来るなら、かなり脈アリといって良いでしょう。

あなたが女性ならお目当の男性の脈アリ度は90%、あなたが男性ならお目当の女性の脈アリ度は70%くらいでしょうか。

ただ、デートでの行動は割とシビアにみられるかもしれません。デートの印象で好意を受け入れようかどうか決められると思います。

帰り道に「また会いたいな」と言われたら自信を持ってください。

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難易度極:告白する

そして最後は告白です。なんだかんだ言っても、白黒ハッキリ出るのが告白です。

ここまで難易度順に積み上げてこれているなら、よほどの事情がない限り告白が失敗することはないと思います。

逆に、ここまでのプロセスをすっ飛ばして「当たって砕けろ!」とばかりにいきなり告白してしまうのはギャンブルです。

「もうすぐ離れ離れになるので、時間がないんです!」という人は早めに告白したほうがいいと思いますが、そうじゃない人は丁寧に人間関係を築いていくことを怠らないようにしましょう。

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諦めることは悪いことではない

これらの過程を踏んでいく中で、「あ、やっぱり辞めよう」と思うことは悪いことではありません

何もしないで「諦めよう」と思うことと、色々試した結果「諦めよう」と思うことには天と地ほどの差があります。

「諦める」の語源は「明らめる」ですから、何かを「明らかにした=ハッキリさせた」のであれば、それはもう十分に価値のあることなんですね。

例えば、「相手に気がないことをハッキリさせた」、「実は自分がそんなに相手のことを好きじゃいことに気づいた」など、無理に告白にまで行かなくても良いケースだってありえます。

しかし、何もしないで「諦める」のは、何も明らかにしていない状態での撤退なので、学びがほとんどありませんし、何より「あの時諦めなければ」というタラレバが必ず発動します。

行動を起こして、その結果、諦める。それは悪いことではないということは知っておいてくださいね。

片思いに諦めそうになったら試して欲しい2つのこと

この記事全体を通してあなたに伝えたかったのは、シンプルにいうとこの2つです。

・アプローチする前に落ち込んでいませんか?
・正しいアプローチをしていますか?

行動する前に悩んだり不安になったりしていませんか?そりゃ疲れますよね。行動していないんですもの。

間違ったアプローチを繰り返していませんでしたか?そりゃ疲れますよね。いくらやっても結果出ませんもの。

ですから、あなたには次の2つのことを試してみて欲しいんです。

・行動しない言い訳を作るのはやめましょう
・効果のある正しいアプローチを行いましょう

もし、あなたがこの記事に書かれていることを全てやった上で、「疲れた」と感じたなら素直におやすみしましょう。恋愛以外のことに精を出して、自然と恋愛がしたくなるのを待つべきです。

でもそうでないなら、「あ、これやってないな」と感じたものを、行動に移してみてください。

諦めるのはそれからでも遅くないですよ!