
今はまだ結婚したくないのに「結婚はまだ!?」と親に聞かれて、ストレスを抱えている女性は多いのではないでしょうか。
そんなとき、どう親とコミュニケーションを取ればいいのか、どんな風に説得すれば親に納得してもらえるのかをご紹介します。
親同士の婚活パーティーって一体どんなもの?
「親同士の婚活パーティー」があるってご存知ですか? 実は最近増え続けているようなのです。
一言で説明するなら、親が子どもに代わってお見合いするというもの。親同士が集まり子どものプロフィールを紹介し、互いが気に入れば、後日子ども同士を引き合わせるのです。中には入会金や、成約料などが発生するシステムもあるようですが、近頃はもっとカジュアルで費用がかからないものも増えているようです。
多くの親は、子どもに内緒で参加しているらしいです。うちの親は何も言わないからと安心していたら、実は勝手に話を進めていたなんて話も……。あなたの親御様は、大丈夫ですか?
説得案1:恋人がいることを伝える
「今はまだ結婚する気はないけれど、真剣に交際している相手がいると伝えたことで親も少しは安心したみたい。彼や私の仕事が落ち着いたらいずれは結婚するつもりだって話してから、あまりうるさく言われなくなった」(美容関係/31歳)
お付き合いしている相手がいるのなら、これが一番得策かと思います。ただ、いるのなら何故結婚しないのかと余計に言われるようになるケースもあるみたいなので、ご自身の親御様の性格をよく見極めた方がいいかも……。
親御様は、今すぐ結婚しないことよりも「相手もいなくてこの先一生独身なのではないか?」「私たち親がいなくなったあと、この子は一人ぼっちなのではないか?」などと心配されている方がとても多いようなので、恋人がいると伝えるだけでも安心してもらえることが多いようです。
では、恋人がいない場合はどうすればいいのか? となりますよね。嘘も方便と言います。もし嘘がバレない状況(遠くに住んでいるなど)であれば、架空の彼氏をつくるのもアリかもしれませんね(笑)。
説得案2:仕事に本気であることを伝える
「今まで親に自分の仕事について詳しく話したことがなかったから、どうせ大した仕事をしていないんでしょって思われていたみたい。だから私の仕事がどういうものかを詳しく説明して、評価されたことやこれからのビジョン、私の思いをじっくり話した。
このままちゃんと続けていれば、結婚しなくても十分自活し続けられる収入があることも伝えたら、親は少し分かってくれたみたい」(商社勤務/29歳)
収入に関わらず、幸せな家庭を築いて孫の顔を見せてほしいと考える親御様は多いでしょう。しかし、金銭的に生涯一人でもやっていけるような仕事をしているのだと知らせることは、親御様を安心させる一つの材料になるのではないでしょうか。
仕事に対する熱意、仕事での成果や周囲からの評価、収入などを具体的に知らせることで、あなたの将来に対して、親御様も違ったビジョンを持ってくださるかもしれません。
今はただ、「女の幸せは結婚して子どもを産み育てることだ」という信念を持たれているからこそ、大切なあなたに口酸っぱく「結婚はまだ!?」と仰るのだと思います。それとは違った生き方があり、自分にはそっちの方が合っているのだと分かってもらうためにも、くどいくらい説明してみてはいかがでしょう?
親御様から結婚の話題が出てから言い訳のように伝えるのではなくて、向こうがもう聞き飽きたよと思うくらい、こちらからいかに仕事が楽しいか、どんな評価を出せたのかなどを楽しそうに伝えることをおすすめします!
説得案3:離婚した友達の話を聞かせる
「気がすすまないまま、親に言われて結婚した友達がことごとく離婚してるんだよね。それを親に伝えてから、前よりうるさく言われなくなったよ」(ヨガインストラクター/30歳)
結婚にこだわる方ほど、離婚に関して否定的なケースが多いです。人生経験として一度くらい結婚しておいたら? なんて近代的な考え方の親御様なら、そんなに口うるさく結婚、結婚と言わないでしょう。ですから、無理矢理に結婚して失敗している方の例をたくさん話し、「だから私は焦って結婚したくない」「本当に好きになった人と自分のタイミングで結婚したい」と伝えれば、案外あっさり理解してもらえるかもしれません。ぜひ試してみてください。
いかがでしたか? 私たちの世代と考え方が違っているだけで、親はいつでも私たち以上に私たちのことを思ってくれているのですよね。だからこそ、口うるさくなってしまうこともあるのでしょう。
ありがたいことではありますが、勝手に婚活されてはたまりませんよね。そうなる前にしっかり親を説得しましょう。
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