
韓流ドラマにはまったことはありますか?
私にはインフルエンザで会社を休み、その休みを利用して『冬のソナタ』を全話ぶっとおしで制覇した思い出があります。韓流ドラマにでてくる女性はみなキュートで色っぽくて、すぐに大好きになってしまうんですよね。
先日、日本で放送された韓国ドラマ『風船ガム』は「最高の男友達は最高の彼氏となりえるのか?」がテーマだったことに、私はとても興味がわきました。その理由は、私自身も最高におもしろい男友達と付き合った経験があるからです。
ドラマの結末はわかりませんが、私の場合はどうだったのか……、当時のエピソードをお聞きください!
二人でいると、とにかく楽しい!でも・・・
私には当時、一緒にいると笑いが絶えない男友達がいました。突っ込めば突っ込むほどおもしろくなっていくようないじられキャラクターの彼は友人も多く、常に笑いの発信源となっていました。
あるとき、ひょんなことから私たち二人は彼氏・彼女として正式にお付き合いすることになったのです。
大勢でいるときも、二人きりのときでも、彼といると私はいつも笑っていました。デートもとても楽しくて、はたから見たらさぞや幸せなカップルに見えたことでしょう……。
でも付き合い初めて半年が過ぎたころ、ある違和感を感じるようになりました。それが彼を「独占したくならない」ことだったのです。
独占欲がないと恋愛は上手くいかない?
それまで好きになった人に対しては「誰よりも長い時間を過ごしたい」とか「自分だけを見つめてほしい」という気持ちがあったのに、彼にそうした気持ちがわいてこなかった私。「彼のこと、本当に好きなのかな?」という疑問と、「誰にも嫉妬しないこの恋こそ本物かも!」という期待の両方を味わうことになりました。
しかし、お付き合いを続けていく中で膨らみ続ける違和感。そして徐々にわかってきたのは、「一緒にいると楽しいのは本当だけれど、それだけじゃ恋愛はできない」ということでした。
独占欲は満たそうとすればするほど、相手も自分も苦しめてしますもの。そんな独占欲とどう折り合いをつけるか、どう抑え込むかという気持ちが、私の恋愛のエネルギー源であり、必要不可欠なものだと気付いたのです。
彼との恋愛関係に違和感を感じていたものの正体がやっとわかりました。
大好きなお笑い芸人のファンという感覚
「じゃあ、彼は私にとってただの友人でしかないのか?」と考えてみました。行き着いたのは「こんなおもしろい人他にいない! この気持ちを誰かと共有したい」という思い。これって大好きなお笑い芸人さんを応援するファンみたいだな、ということに気がつきました。
彼には大勢の中でいつも笑っていてほしい。より多くの人を笑わせてほしい。恋愛関係ではなく、好きな芸人といちファンという関係がとても居心地が良かったのです。
一緒にいると死ぬほど笑える彼が彼氏となったのはたったの半年でしたが、自分の恋愛観がはっきりする良い経験となりました。
「一緒にいると楽しい」だけでは、恋愛関係を続けていけないのだということを、私はこの恋愛で学びました。彼とは、ありがたいことに別れたあとに友達に戻ることができたので、今でも最高の男友達としてお付き合いをさせてもらっています。
最高の男友達は、最高の彼氏となりえるのか。このテーマを考えるにあたって個人的な例を紹介させていただきましたが、あなたはどう感じましたか? みなさんの意見もぜひ聞いてみたいです!
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