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Writing by 川口美樹

結婚のベストタイミングはいつ?確実に結婚に近づく技を男女別に紹介

Writing by 川口美樹

結婚のベストタイミングはいつ?確実に結婚に近づく技を男女別に紹介
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川口美樹 恋愛プロフェッショナル
元俳優。1,000人以上の人生相談経験を元に、恋愛市場への本質的な情報発信を開始。恋愛・結婚・ジェンダー・夫婦・SEX・キャリアについての総合雑誌のような存在を目指し、講演も行う。書籍『なぜあなたの恋愛は思い通りにならないのか?』

結婚のタイミング、いつにすべきか悩みますよね。

付き合いが短ければ「もっとしっかり相手のこと見極めてからの方がいいのでは?」と不安になりますし、付き合いが長ければ「結婚前提で付き合ったわけじゃないし、そもそも相手に結婚願望があるのか?」と不安になってしまいます。

結婚相手は生涯を共に歩むパートナーになり得る人ですから、じっくり考えるに越した事はないのですが、物事には「リミット」というものがあります。ではそのリミットをどう決めたら良いのでしょうか?

そこで今回は、交際1年でプロポーズに踏み切った僕が、

  • 結婚してはいけないタイミングがあるのか
  • 結婚を決断しても良い判断材料は何か?
  • 男女の結婚に対する考え方の違い
  • その違いとどう向き合っていけば良いか
  • 同棲はすべきか否か?

などについて紐解きながら、自分にとってベストな結婚のタイミングを見極める方法を解説していきたいと思います。

結婚のタイミングは交際期間で決めるべき?

結婚をするかどうかに関して、ベストな交際期間があるのか?そんなことを疑問に思う人もいるかもしれません。

正直に言わせていただけるなら「そんなのあるわけないでしょうが!」と声を大にしてお伝えさせていただきたい。

僕は「交際期間1年間でプロポーズ」しましたが、僕の兄は「交際期間6年間の彼女と別れ、今の奥さんと出会って半年でプロポーズ」しています。

そして現在両夫婦ともに仲睦まじくやっており、こないだも両親を招いて兄の家でクリスマス会を開いたところです。

この事例を見るだけでも、結婚に最適な交際期間などない、と断言できます。(ちなみに僕の高校時代の部活のコーチは、出会って一週間でプロポーズして成功していました)

大事なのは、交際期間の長い短いではありません。交際中にどれだけパートナーと密なコミュニケーションが築けているか?その深さが大事なのです。

結婚してはいけないタイミング

その「深さ」についての説明に入る前に、もしあなたが今、「そろそろ結婚を考えないとなぁ」と思っているなら、一つ確認しておきたいことがあります。

その考えはあなたが自発的に考えたものでしょうか?
それとも、周囲から「思わされた」ものでしょうか?

もしあなたが『周囲から「思わされた」もの』という言葉になにかしら反応したのであれば、今のタイミングでの結婚は決めない方が良いでしょう。

結婚は誰かにさせられるものではないし、周囲から決めさせられるものではないのですが、実は世の中の多くの人は無意識的に周囲にそう「思わされている」ことが多いのです。

それを証明するのが「結婚ラッシュ」という現象です。

結婚ラッシュはなぜ起こるのか?

友達がまるで示し合わせたかのように結婚式を挙げる時期が被る結婚ラッシュ。

一般的に人生の中に、結婚ラッシュの波が3回あるとされていますが、それぞれの波が起こるには理由がちゃんとあります。

結婚ラッシュの波

  • 第一の波:25歳前後
  • 第二の波:28歳前後
  • 第三の波:34歳前後

まず第一の波。これは学生時代から長く付き合ってるカップルなどが、新卒で入社してから3年間が経ち、仕事が安定してきたタイミングで「そろそろ結婚するか」と思い始めるタイミングで結婚するパターンですね。

次に第二の波。これはだいたい28〜30歳で世の中が見えてきて、アラサーを前に「本当にこのままでいいのかな?」とキャリアと人生・結婚について考え始めるために起こります。

そして第三の波。これは「出産の限界」がこの年齢にあるために起こります。女性は妊娠率の統計的な確率は35歳を境にガクッと下がり始めます。

そこで駆け込み寺のように「やばい」と思った女性たちが男性陣をクロージングにかかるのが第三の波、というわけです。

結婚ラッシュに惑わされてはいけない

これらの結婚ラッシュによって、取り残されてたくないという恐怖からか『そろそろ私も結婚”しなきゃ”』と思ってしまうことはよくあることなのですが、実はこれが不幸の始まりです。

結婚は就活と似ていて、「周囲が始めたから私も始める」というスタンスで開始すると、仮に結婚できたとしても「この結婚(会社)で本当の良かったのか?」という疑問を必ず抱いてしまうのです。

キッカケは結婚ラッシュでも構いませんが、あなたが自分の人生をどう設計していきたいのか?から考え、あくまでも「自分が」「自分のタイミングで」決めなくてはならないのです。

あなたの人生と”あの子”の人生は全く違う人生なのですから、”あの子”のタイミングに合わせる必要はないのです。

親の「孫の顔が見たい」に惑わされるな

そしてそれはあなたの親からのプレッシャーにも同じことが言えます。

長女・長男ともなればそのプレッシャーは人一倍になっていることかと思いますが、親からの「早く孫の顔が見たい」というリクエストはガン無視して構いません。

繰り返しになりますが、これはあなたの人生であって、”親の人生”ではないのです。

もしご両親が「育ててきてやった恩を仇で返すのか?」と脅してきたら「ここで焦って結婚して子どもが不幸になったら、その”孫”が不幸になるんだよ。それでもいいの?」とでも返しておいてください。

周囲から”思わされた”結婚をしてはいけない

宿題、ノルマ、掃除、などなどこれまでの人生で「しなきゃ」と誰かに思わされて幸福だった作業が一度でもありましたでしょうか?

幸福な選択は、「しなきゃ」という強制感や「すべき」という常識から解放され、自らが主体的に「したい」と心から願った時の選択に宿るものです。

もしあなたが今、自分の結婚を周囲の状況から「そろそろしなきゃ」とか「いついつまでにすべき」と考え”させられている”のだとしたら、それは結婚をするタイミングとしては不適切であると言えるでしょう。

ではどういったときにその「したい!」という心からの願いが出てくるのか、それが前項でお伝えした、パートナーとの深い関係性が築けたときなのです。

結婚を考えてもいいタイミングのチェックリスト

結婚をしてもいいタイミングが「パートナーと深い関係性が築けている時」なのだとしたら、その深い関係性を築けているかどうかはどう測るのか?と疑問に思う人もいるでしょう。

そこで現在お付き合いしている人と、どのくらい深いコミュニケーションが築けているか(あるいは築けていけそうか?)を確かめられるチェックリストをご紹介します。

まずは以下のチェックリストを見ながら、自分と恋人の関係性を振り返ってみてください。

✔︎喧嘩ではなく話し合いで解決してきたか?

かの偉大な哲学者である、フリードリヒ・ニーチェは「夫婦生活とは長い会話である」と言いました。

生まれも育ちも異なる他人同士が、一つ屋根の下でずっと時間を共にするわけですから、衝突の一つや二つあって然るべきでしょう。

その衝突があった時に、喧嘩をして乗り越えてきたのか、それとも話し合いで解決できたのか?、そこは夫婦生活がうまくやっていけるかどうかのバロメーターになります。

✔︎恋人としてではなく、相棒として相応しいと思えるか?

今お付き合いしている人が、恋人として満点でも、人生を共に歩むパートナーとして相応しいかどうかは別問題です。

そこで、相手を恋人としてどうか?と判断するのではなく、相棒としてどうか?という視点で判断すると良いでしょう。

恋人はトキメキをくれる相手でも構わないのですが、結婚生活にはトキメキはそんなに必要ではありません。(たまには必要ですけどね)

人生は問題の連続です。問題にぶち当たったときにはトキメいている場合ではありません。

一緒に困難に立ち向かえる相棒として相応しいかどうか、その「安心感」で選ぶことをおすすめします。

✔︎運命ではなく、必然の出会いだと思えるか?

運命的な出会いを果たしたカップルが結ばれて結婚する。物語のストーリーとしては感動的ですが、実際にはそんなにうまくいきません。

「なんて運命的な出会いなの!」と燃え上がっている状態で結婚すると、だいたい失敗します。(もちろんうまくいくケースもあるのですが)

大事なのは、「この人と出会ったのはわたしがこういう人を求めていたからだ」という必然性を感じるかどうかです。

ドラマ化もされた『59番目のプロポーズ』で有名な作家のアルテイシアさんは、”「おせんべいの片割」と結婚しろ”とおっしゃっています。

つまりお互いの存在があって初めて、一枚のおせんべいとして完成できる、お互いがお互いを補完しあえる人と結婚したほうがいいよ、ということですね。

結婚を考えてもいいタイミングのまとめ

  • 二人の衝突を喧嘩ではなく話し合いで解決してきた
  • 相手を恋人としてではなく、相棒として見ることができる
  • この出会いは、自分にとって必要な、必然的な出会いだと思える

今、あなたがこの3つのチェックリストに自信を持ってYES!と言えるのであれば、お相手とかなり深くコミュニケーションが取れていると思って良いでしょう。

しかし、結婚は一人でするものではなく、二人でするもの。あなたが「GO」だと思っても、相手が「GO」だと思わないこともあります。

そんな時はどう対応したら良いのでしょうか?

次の項では男女別の「結婚に踏み切らない理由」としてよくあがるものを取り上げ、その対処法について学んでいきましょう。

男性が結婚に踏み切らない3つの理由

まず、最初に男性が結婚に踏み切らない理由についてご紹介していきます。

養える自信がないから

男性が結婚に踏み切れない理由はズバリ、「まだ家族を養っていける自信がない」の一言に尽きます。

男性は特に20代のうちは「いろいろチャレンジしたい」と思っている時期で、自分のことでいっぱいいっぱいなので、将来の家族については真剣に考えられていません。

そしてその表面的なニーズの裏には「家族も養っていけないような弱い男になりたくない」という裏のニーズが隠されているのです。

女性からすれば「養ってもらおうなんて思ってないよ!二人で支え合って頑張っていこうよ!」と言いたくなると思うのですが、「そういうことではない」のです。

男性にとって仕事の充実は、自尊心を構築するために必要不可欠なもの。それが完成しないうちは他人のこと支えられないと信じてやまないのです。

こればっかりは本人の問題で、「俺が俺に対して自信を持てた」タイミングでようやっと結婚に踏み切る勇気が持てるのです。(どうやってその勇気を促すかは後述します)

そもそも結婚する気がないから

長年付き合ってるカップルが陥りがちなミスとしてもっとも多いのが、「相手の結婚する意思を聞かずにズルズル惰性で付き合ってしまう」というものです。

特に、彼女側の「てっきり結婚するものだと思ってた」という怠慢には喝を入れなくてはなりません。

彼が直接「結婚する」と明言しない限りは、その思いを抱くことは許されないと思ってください。

「うん、まぁ…」といったような曖昧な返事ではなく、明確にあなたと結婚する意思がある、と確認する必要があるのです。

その意思をハッキリさせないまま、「なんとなく向こうがプロポーズしてくれるのを待っている」状態ほど危険な状態はありません。

あなたは結婚したい、でも彼は結婚する気はない。それであれば水と油くらい交わることは不可能なので、即刻別れを告げなくてはなりません。

厳しいことをお伝えしているのはわかりますが、その無駄かもしれない時間を過ごしているうちに時間はどんどん過ぎていきます。どうかお早めの対応を。

結婚へのいいイメージが持てないから

他にも、彼女のことは好きだし、ずっと一緒にいたい気持ちはあるのに、「結婚って正直どうなんだろう?」と不安に思ってしまっているパターンもあります。

この場合は、だいたい周囲の声に惑わされて、決断が鈍っていることがほとんどです。

特に独立志向の強い人などは、いわゆるインフルエンサーの人たちの影響を色濃く受けているようです。

例えばホリエモンこと堀江貴文さん、キングコングの西野さんなど、「自分は結婚はしない」と公言する人たちが「いかに結婚が(自分にとって)向いていないか」をロジカルに語ってしまうので、それを真に受けてしまっているといったようなことがあるのです。

他にも、上の年代に「結婚して幸せにしていて、かつ仕事面でも尊敬できる男性がいない」ことなども彼らの不安を掻き立ている原因の一つになっています。

つまり、仕事と家庭の両立ができると思っておらず、バリバリ仕事をやるには結婚は諦めなくてはいけないのかもしれない、と思っているのです。

女性が結婚に踏み切らない3つの理由

そして次に、男性側が結婚に積極的なのに、女性が消極的になっているケースの原因もご紹介しましょう。

自分の家族関係に問題がある(毒親育ちなど)

これは一概に全員がそうだ、というわけではないのですが、毒親に育てられると「家庭をもつこと」に抵抗を感じる傾向が強くなります。

恋人として一緒にいる分にはいいのだけど、「家族」となるとどうしても自分の中の負のイメージの家族像が浮かび上がってきてしまうのです。

自分が毒親育ちだということ、親をものすごく憎んでいることなどを打ち明けられていないこともあり、本人の告白がないと表面化しないため、この問題はなかなか複雑です。

もちろん、毒親育ちでも強力なパートナーと巡り合えて、考え方を変えることができた!という体験談も数多くあります。

毒親育ちの人がどんな思いを抱えているのか、その気持ちを理解する上では菊池真理子さんや田房永子さんの本がとても参考になりますので、ぜひ読んでみてください。

相手の家族と仲良くできる自信がない

一方、自分の家族関係は問題ないけど、彼の親と仲良くできる自信がない、という人もいます。

女性が結婚に尻込むエピソードとしてよくあるのは、彼氏の家に挨拶に行った時に、彼の親からちょっとした嫌味を言われた時に、彼氏の方が黙っていて「その言い方はないだろ」と怒らなかった、という話。

女性の中で嫁・姑(舅)問題はかなりシビアな問題なので、女性は「息子の結婚にいちゃもんつけてくる彼氏の両親」にものすごい抵抗を感じます。

そして彼氏に嫌われたくないあまりに、それをハッキリと言えないことも多いのです。

実は子どもを産みたいと思っていないから

最近では、女性の中にも「結婚はしたいけど子どもは欲しくない」と考える人も増えてきているようです。

とはいえ、この考え方はまだ世間一般的には受け入れられにくく、本人が公言できていないことが多いようです。

子どもが欲しくない理由は人それぞれなので、その理由は本人しかわかりませんが、可能性の一つとして頭に入れておくと良いと思います。

どうすれば恋人が結婚を決めてくれるのか?

以上のことをまとめると、男性は主に「お金」を理由に結婚に尻込みし、女性は主に「家族」を理由に結婚にためらう傾向にある、ということがわかります。

であれば、相手に結婚の意思を固めて欲しい時は、その不安を払拭するようなコミュニケーションを取るように心がければいいということになります。

お金に対する不安を払拭する方法

相手がお金に対しての不安を覚えるなら、次のような言葉をかけてあげると良いでしょう。

  • 結婚指輪は安いものでもいい
  • 結婚式は挙げなくてもいい
  • ハネムーンも今すぐじゃなくていい
  • あなただけの稼ぎに頼るつもりはない

特に男性は、結婚を機に支出がドカッと増えるイメージを持っています。

結婚するだけなら、役所に届出を出すだけいいわけですから、結婚にまつわる諸々のイベントを一旦脇に置いて、先にサインだけ済ませてしまう、というのも全然アリなのです。

逆に、結婚さえしてしまえば、男性側にも自覚が芽生え、より一層「お金を稼ぐこと」を頑張ってくれる可能性すらあります。

なぜそう断言できるのかというと、これが全部、僕が妻に言ってもらえた言葉だからです。

当時の僕は起業に失敗した時期だったのでお金がびっくりするぐらいありませんでした。

「それでもいい」「あなたをお金を選んだわけじゃない」そういったメッセージを本人から受け取ることができたので、僕はプロポーズに至ることができました。

家族に対する不安を払拭する方法

お金に対する不安は物理的な問題なので、どちらかが稼げばなんとかなりますが、家族の問題は精神的な問題であるため、一筋縄ではいかないかもしれません。

相手が家族についての不安を抱えている場合は、まず「家族について不安を抱えている」ということを二人で共有できていることが第一歩となります。

相手にその気配があるのに、なかなか理由を明かしてくれない時には、「もしこのまま結婚することになるとしたら、何か不安に思うようなことはない?」とさりげなく聞いてみましょう。

信頼関係が深ければ「例えば”家族についての不安”を抱えているとか」と踏み込んでみてもいいでしょう。

この際にはもちろん、警察の尋問のような態度ではなく、諭すように優しく受け入れる態度で行うようにしてくださいね。

そうすれば相手の本音を引き出せる可能性が高いです。

男女のタイミングのズレとどう向き合うか?

そもそもこれらの主な男女間の結婚観や、結婚したいタイミングのズレはどこからきてしまうのでしょうか?

これは、一般的な男女の結婚に求めるものが違っているからではないかと考えます。

「夫は外、妻は内」の呪縛

男女の違いが語られる時、「人間は大昔、男性は狩に出かけ、女性は家で子育てをしていた」といった説明がされることがありますよね。

この強烈なイメージが、結婚に対するイメージのすれ違いを起こす原因ではないかと個人的には考えています。

つまり潜在的に、男性は結婚に対して「安心して狩りに行ける状態」を家庭に求め、女性は「安心して暮らせる状態」を家庭に求めているのではないかと思うのです。

これだけ価値観が多様になった今でも、「女性が家庭に入って夫を支え、夫は外でお金を稼いで家族を養うもの」というイメージの呪縛から離れられない人も多いのです。

それゆえに、女性は「早めに家庭を作ること」で安心を求めようとするし、男性は「早めに仕事で大成すること」で安心を求めようとするのです。

この時期が25歳から34歳ぐらいまでの間にかぶるので、男女で結婚したいタイミングがズレるのではないかと思うのです。

お互いの結婚観について話し合おう

しかし、よくよく考えて見ると「女性が家庭に入って夫を支え、夫は外でお金を稼いで家族を養うもの」なんてルールを守らなければならない理由なんて一個もありませんよね?

本当は、男性が子守をして女性が狩りに出かけてもいいのです。

最近の研究では、狩猟時代の人間は、肉などの獲物は獲れる獲れないにムラがあるため、女性が集めてくる木ノ実やキノコ・山菜などの植物の方が貴重な食料源だったとする意見もあるほどです。

事実、夫が家事をし妻が働く、という夫婦の形も増えてきましたよね。

男女の結婚観は、今ものすごく多様化してきており、一人一人結婚したい理由・したくない理由が本当にバラバラです。

だからこそ、結婚を決める際には、お互いの結婚観についてきちんと事前に話し合っておく必要があります。

その話し合いを経ずに慌てて結婚してしまうよりも、時間をかけてでもじっくり話し合った方が、将来的には確実に幸せな結婚になるはずです。

結婚をするタイミングは、その真剣な話し合いを丁寧にやってからでも遅くはありませんよ。

同棲は結婚をする上で役にたつか?

最後に、結婚前の同棲の必要性に関しての説明をしましょう。

基本的には先ほどご紹介したように、

  • 二人の衝突を喧嘩ではなく話し合いで解決してきた
  • 相手を恋人としてではなく、相棒として見ることができる
  • この出会いは、自分にとって必要な、必然的な出会いだと思える

と思える関係が築けているなら、同棲生活を経なくても結婚はうまくいくと思います。

ただし、この指標に自信が持てない人は、同棲をすることによって、その関係性が築ける相手なのかどうかを判断することもできるので、そういった人には同棲はおすすめできると言えます。

しかし、同棲をするときには以下の3つのことについて注意をする必要があります。

同棲する期限を必ず切る

結婚を考えた上で同棲をするなら、いつまで同棲をするのか、必ず期限を切ってください

マンションなどの契約期間は2年更新であることが多いので、余裕がある人は2年、余裕のない人は1年と決めて同棲を開始してください。

いつまでに判断するのか、そのリミットを設けることで、それまでに判断するぞという気持ちが働き、きちんと相手と向き合うモチベーションが湧きやすくなり、判断も冷静にできるようになります。

逆に期限を切らなければ十中八九、ズルズルと無駄に同棲を続けることになります。それで失敗しているカップルを何組も見てきたので本当に注意してくださいね!

これはもうすでに同棲をしていて結婚するかどうかを悩んでいる人にも言えることです。今から、いつまでに決める、という期限を切りましょう。

お金は基本的には完全割り勘で

生活費や食費、家賃などの「二人の生活にまつわる出費」は完全に割り勘にすることをおすすめします。

もちろん就労状況・病気の有無などによって、臨機応変に対応する必要はありますが、「どちらかがどちらかに一方的に甘える」状況だけでは作ってはいけません。

というより、そこをないがしろにできてしまう相手とは結婚してはいけないし、そこをないがしろにできてしまう自分にも問題があると思った方が良いでしょう。

同棲程度のお金の管理で揉めるようでは、結婚してからも絶対にお金で揉めます。二人の金銭感覚は揃えておく、金銭感覚の揃う人と結婚する、これも肝に命じておいてください。

一人の時間を大切にする気持ちを持つこと

そして忘れてはいけないのが、一人の時間を大切にする、ということです。

同棲をしているからといって、相手のプライベートの時間までも奪っていいという理屈にはなりません。

休日を無理に一緒に過ごす必要もありませんし、ご飯を食べる時間や寝る時間を無理に合わせる必要もありません。

「一人の時間を確保すること」これはあなたにとってもパートナーにとっても大事なことです。

結論:結婚のベストタイミングはいつなのか?

結婚するタイミングを考える上で、ここまで書いたことをまとめていきましょう。

  1. 交際期間の長い短いよりも、交際の深さを考えよう
  2. 結婚ラッシュに流される結婚、親の機嫌を伺う結婚はしてはならない
  3. 相手との出会いを、話し合いを通じて問題を乗り越える相棒との出会いだと認識できるか
  4. 男性はお金に不安を抱え、女性は家族に不安を抱える傾向にある
  5. 相手に結婚を決めてもらいたいなら、その不安を払拭するコミュニケーションを
  6. 結婚観が多様化した今だからこそお互いの結婚観について事前によく話し合おう
  7. 同棲をする際には、期限・お金の管理・一人の時間を大事にすること

もしこの7つを見て、やり残したことがある、自分に該当する部分があると感じるなら、まだ結婚のタイミングではないのかもしれません。

逆に、この7つの項目を一つずつ潰していくことで、二人の関係性は深まっていき、確実に結婚へと近づいていきます。

きちんと自分の心の声を聞き、相手と膝を突き合わせて話し合いましょう。

その上で心から「結婚したい」と思えるなら、その時がきっとあなたにとって結婚をするベストなタイミングなのではないかと思います。

そしてそこまで真剣に向き合えた相手なら、相手もきっとあなたのことをパートナーとして認めてくれていることだと思います。

あなたの幸せを心から願っています。