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恋愛アドバイス

Writing by 川口美樹

【衝撃!】最短最速で辛い失恋から立ち直るための心理学的方法

Writing by 川口美樹

【衝撃!】最短最速で辛い失恋から立ち直るための心理学的方法
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川口美樹 恋愛プロフェッショナル
元俳優。1,000人以上の人生相談経験を元に、恋愛市場への本質的な情報発信を開始。恋愛・結婚・ジェンダー・夫婦・SEX・キャリアについての総合雑誌のような存在を目指し、講演も行う。書籍『なぜあなたの恋愛は思い通りにならないのか?』

失恋体験談その1

長年付き合って結婚の約束までしていたのに、急に相手の態度がよそよそしくなり、問い詰めてみると「他に好きな人ができた」という。それならまだしも「別れた方がいいと思う」と切り出してきて、半ば一方的にフラれてしまった。(25歳 女性)

失恋体験談その2

元恋人と別れたあと、新しい恋人と付き合ってみたものの、別れた人とついつい比べてしまい、別れを思い出すたびに苦しくなる。このまま新しい恋人との関係を続けていく自信がない。(31歳 女性)

失恋体験談その3

ずっと前から気になっていた人のことを友人に相談していた。ところが気づかない間に、その人と友人が付き合うことになっていた。信じていた人に裏切られ、失恋も同時に体験し、絶望と喪失感からショックが大きすぎて何も手につかない(28歳 男性)

失恋に様々な形はあれど、失恋を経験した人はみな同様に、大きな喪失感や虚無感、悲しみや怒りが混ざり合った複雑な気持ちに悩まされます。

こんな思いをするなら、いっそのこと好きになんてならなければよかった

そう思えば思うほど、失恋という体験が自分の中で大きくなっていき、過去の自分の行動を一つ一つ分析して「間違い探し」をしてしまう。

答えが見つかったところでどうにもならないのに、もしかしたらという希望にしがみついてしまう。

もうこれ以上、あの人のことなんて思い出したくないのに、考えたくもないのに、気づいたら相手のことを考えてしまっている自分にゲンナリする。

失恋はなぜこれほどまでに僕たちの心を痛めつけるのでしょうか。

失恋はなぜこれほどまでに僕たちの思考を奪い、無気力にさせてしまうのでしょうか。

失恋から立ち直りたいと思っているあなたへ。

「大丈夫、時が経てばそのうち忘れられるよ」なんて雑なアドバイスをしようとは思いません。

時間任せにしない失恋から立ち直る方法はちゃんと存在します。しかし、その方法はあなたに再度苦しみを強要するかもしれません。

その苦しみと向き合う覚悟があるなら、ぜひ最後まで読んでみてください。きっと読み終わった後に、前を向くための気持ちが芽生えているはずです。

失恋の痛手を甘く見ないほうがいい

メンタルの強さと回復の早さは比例しない

失恋からの回復が早い人、遅い人にはかなりの個人差があります。

また普段はパッと切り替えられる人でも「恋した相手への本気度」が違えば、何年も引きずってしまうこともあります。

例えば、僕はビジネスでメンタルをかなり鍛えられたとは思っていますが、もし急に奥さんと別れることになったら、復帰までに早くて1ヶ月はかかるだろうなと思います。

つまり回復の速度に「メンタルの強さは関係ない」ということです。

うつや依存症に近い症状を発することも

人が失恋した時、脳の中では、薬を突然辞めた時に出る禁断症状の時のような反応が起こっています。

具体的には眠れない・食欲がない・強い虚無感や焦燥感・常に不安がつきまとうといった症状が出ます。

あなたは薬物依存症の人に「大丈夫、大丈夫、そのうちやめられるようになるからさっ」なんて言わないですよね。

そう、失恋はれっきとした「治療の必要な心の病」なのです。

現段階で「流石にそれほどでもないな」と感じる人でも、徐々に失恋の傷が大きくなっていく可能性もありますので、早めの対処が必要になります。

そう簡単に割り切れるものではない

もしかしたらあなたは失恋の悩みをお友達などに打ち明けた時に「気にすんな、男(女)なんて星の数だぜ!」と励まされたかもしれません。

でも「あなたが恋したその人」はその人しかしないわけですから、異性の数が何億いようと励みにはならないんですよね。

ですからあなたがその言葉を受け入れられなくても何らおかしいことはありません。

失恋とはそう簡単に割り切れるものではないということ、そして、失恋から立ち直るためにはある程度のプロセスを踏む必要があるということ。

まずはそのことをしっかり理解する必要があります。

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失恋からの立ち直るのを邪魔するもの

次に回復のSTEPの説明に入る前に、「失恋から立ち直ろうとする時にしないほうがいいとされること」を紹介したいと思います。

「考えないようにしよう」「忘れよう」とすること
恋人との思い出の品を全部処分してしまうこと
無理やり次の恋愛をしようとすること

…「嘘!それダメなの?全部やろうとしてた!」なんて声も聞こえてそうですね。

はい、全部ダメです。全て失恋から回復するスピードを遅らせるものです。

この誤解を解かないまま進むと、ブレーキを踏みながらアクセルをふかすようなことになります。

「考えないようにしよう」「忘れよう」とすること

あなたもすでに痛感していることだと思いますが「忘れないようにする」のは不可能です。

なぜって、「忘れよう」とするということは、同時に「思い出すこと」を必要とするからです。

「考えないようにする」という行為は、それ自体がすでに矛盾している行為なんですね。

大事なのは忘れることではなく、思い出してもダメージを受けないようにすることです。

詳しくは後述しますが、まずは「失恋を忘れることはできない」ということだけ理解してもらえれば大丈夫です。

恋人との思い出の品を全部処分してしまうこと

これも多くの人がやりがちなミスの一つです。

「恋の断捨離だ!」と言わんばかりにありとあらゆるものをメルカリに出品してしまうことはオススメしません。

なぜ思い出の品を処分しないほうがいいかというと、自分と相手を結びつけるものが「脳の記憶」しかなくなってしまうからです。

脳の記憶はかなり主観的であり、どんどん改ざんされていくものです。そうすると相手との思い出がどんどん美化されていき、余計に失恋から立ち直れなくなってしまいます。

繰り返しになりますが、大事なことは「思い出さなくなること」ではなく、「思い出しても問題ない状態にすること」です

無理やり次の恋愛をしようとすること

失恋の痛手が消えないうちに次の恋をしようとするのも「忘れよう」とする意識からしてしまうものです。

つまり恋の上書き保存を試みようとしているわけです。「新しい恋人ができれば、別れた人のことを考えなくなるはずだ!」と。

こうやって新しい恋人作りに焦ると、冒頭の事例のように、今彼と元彼を比べてしまい、全然苦しさから解放されないという罠にハマります。

最終的には新しく付き合った恋人にも振られてしまうでしょう。そうすれば元の木阿弥、全ては水の泡です。

よ〜く考えてみてください。「昔の恋人のことを忘れたくて、あなたと付き合うことで嫌な記憶を上書きしたい」と言われて喜ぶ人がいると思いますか?

なぜ失恋を2年も3年も引きずってしまうのか

失恋から立ち直る上で、いかに「忘れようとすること」が邪魔になるかご理解いただけたでしょうか。

今度は「なぜ失恋を長々と引きずってしまうのか?」という根本の心理について解説します。

もちろん「薬のように依存的になっている」場合もあるので、一概には言えないのですが、ここで解説したいのは「あなたは自らショックを受けることを選び、そのショックを利用して立ち直れない言い訳にしている」可能性があるということです。

心を痛めているあなたに、ひどいことを言っているのは理解しています。

しかし、この人間の「合理化」の心理構造を知っておくと、自分の思考のパターンに気付きやすくなり、結果的に立ち直るのが早くなるのです。

むしろ、自分が自分のことを正当化していることに気づかないと、いつまで経っても失恋から立ち直ることができないのです。

トラウマなんて存在しない

少し、専門的な話をします。

有名な心理学者にフロイトという人間がいます。あなたも名前くらい聞いたことがあるでしょう。

フロイトは「原因論」を唱えた学者です。原因論とは要するに「今のあなたの感情は、過去の経験が元になっていますよ」という理論です。

この理論にはあなたにも納得感があるはずです。「今自分がこんなにも苦しいのは、あんなにも辛い失恋があったからだ」。すごく腑に落ちると思います。

いわゆる「トラウマ」というやつですね。過去のトラウマは今の自分に影響している、と。

一方で、フロイトと時を同じくして活躍した心理学者にアドラーという人間がいます。

アドラーはこのフロイトの「トラウマによる原因論」を明確に否定しました。要「トラウマなんてないんだぜ」と言ったわけですね。

アドラーはフロイトの原因論に対して「目的論」を唱えました。要するに「今のあなたの感情は、過去は関係なくて、あなたが果たしたい目的があって、意図的に選んだものだよ」という理論です。

あなたの状況に当てはめるなら「今あなたがこんなにも苦しいのは、ひどい別れがあったことを言い訳にした方が都合がいいから、意図的に『苦しい』という感情を選んでいるからです」と主張したわけです。

当然、あなたは怒りますよね。「そんなわけない!私は実際に失恋があったことでひどく傷ついたんです!」と。

…果たして本当にそうでしょうか?

立ち直らないためにあえてショックを受け続けている?

あなたは失恋をしたことで「こんな思いをするなら、いっそのこと好きになんてならなければよかった」と思ったことでしょう。

そこで、あなたはきっと学習してしまったのではないでしょうか。

「次、恋愛をするとまた今回のようなショックを受けるのではないか。信じた人に裏切られるなんてもうこりごり。だったらもう人を好きになんてならないほうがいいや」と。

だからこそ、「誰かのことを好きになる可能性」は今のあなたにとって都合の悪いものになっているのではないでしょうか。

なぜなら今のあなたにとって、「不安で夜も眠れなくて、四六時中相手のことを考えていた方が」新しい恋に踏み出す必要がなくて都合が良いからです。

アドラーの目的論に沿って言えば、あなたはショックで立ち直れないのではなく、立ち直りたくないからショックを受け続けているということです。

人に愛される自分の可能性を残しておきたい、という心理

例えば、「夢は小説家だ」と言いながら、一向に原稿も書かず賞にも応募しない人がいたとしましょう。

彼がなぜ小説家になりたいにも関わらず小説を書かないかと言えば、「あなたは小説家には向いてないですよ」と言われるのが怖いからです。

つまり「本気を出せば俺だって小説家になるんだ」という”可能性”を捨てずにいたいわけです。ですから彼にとっては「小説は書かない方が都合がいい」わけです。

これと同じで、あなたは「恋人と愛し愛される関係を築きたい」と願っていながら、「あなたは誰にも愛されないのですよ」と突きつけられるのが怖くて、次に踏み出せなくなっている可能性があるのです。

「私だって、この失恋さえ乗り越えられれば、いつか運命の人と結ばれるんだ」という”可能性”を捨てないために、その夢を次の恋愛で壊されないために、あえて失恋から”立ち直らないこと”を選択しているのではないでしょうか?

実はこの人間の複雑な「合理化の心理」が、失恋をこじらせてしまい、2年も3年も引きずってしまう原因なのです。

あなたに心当たりはありませんか?

with(ウィズ)

失恋から立ち直るために必要な5つのSTEP

頭を混乱させてしまい、申し訳ありませんでした。

でも「も、もしかしたらそうかもしれないぞ…」と思ってもらえたなら、これから紹介する回復のためのステップはものすごく効果的なものになるはずです。

あなたがあなたの本当の気持ちに向き合うための5ステップです。

自分は「本当は」どう思っているのだろう?その答えを導き出すための方法です。

STEP1:感情をひたすら紙に書き出す

今、あなたが考えていること、当時その瞬間にあなたが感じたことを、ありとあらゆる感情を紙に買い出してみてください。

形式にこだわる必要も、言葉を選ぶ必要もありません。

「むちゃくちゃムカついた」「こんなクソみたいなことがあるか!」「いっそ死んでしまおうかと思った」などなど、遠慮なくひたすらに素直に全部書き出すようにしましょう。

これは臨床心理の世界では「執筆療法」と呼ばれ、効果の認められている「治療法」です。

スマホやPCで文字を打ち込んではいけません。手で紙に書くことが大事です。

イマイチ感情が出てこない場合は、失恋ソングを聞いたり恋愛小説を読んだりしながら、自分の感情に近い言葉を探して、それを書き留めるのでも構いません。

「一日30分、火曜日と金曜日にやろう」、といった具合に時間を決めて取り組むことをお勧めします。そうするとそれ以外の時間は、そのことに頭を奪われにくくなりますよ。

STEP2:いかにひどい相手だったかをリスト化する

感情をひととおり紙に書き出したら、それを客観的に眺めてみましょう。

そうすると自分が想像以上に相手を美化していたことに気づくはずです。(なぜって美しい過去に浸っていた方が、現実に足を踏み入れなくて済むから)

そしたら今度は「相手がいかにひどい人だったか」を書き出してみましょう。

・そういえばあの時こんなひどいことを言われた!
・結局約束を守った時の方が少ないじゃないか!
・セックスだって全然気持ちよくなかったし!

と言った具合に、一個一個ピックアップしていきます。

これをする目的は「美化されていた記憶」をフラットにするためです。

このリストを常に持ち歩いて、過去を美化しそうになったらすかさずこのリストを見つめ直します。

STEP3:「この関係は終わったんだ」と認める

失恋から立ち直るためには、過去の恋愛を「もう終わったんだ」と認めるプロセスが絶対に必要です。

逆にそのプロセスを踏むまでは、何度でも相手のことを考えてもいいし、何度でも思い出の品を見つめても構いません。

そしてそこで出てきた感情をまた書き留め、思い出が美化されないようにリストを見返す。

こういった作業を繰り返すことによって、だんだんと「あの人との関係はもう終わったんだ」という認識を持てるようになります。

この認識さえ持てれば、8割は解決したようなものです。

STEP4:次の恋に向けての改善点を見つける

「あの恋はもう終わった」と自信を持って自覚できたのであれば、最後は「次回に活かすための反省点の洗い出し」をしましょう。

せっかくの失恋体験です。転んでもただは起きぬ、未来同じ失敗をしないように検証をかけましょう。

まず、手元にある「あいつのひどいところリスト」をみながら、「どうしたら付き合う前にこういうひどいところを見抜けるようになるだろうか」と考えてみましょう。

「口だけ達者な人は信用しない方がいいな」
「平気で約束時間に遅れてくるような奴には関わらないようにしよう」
「自分への接し方ではなく、赤の他人への接し方で人を判断しよう」

などなどそんな改善点が見つかるかもしれません。

次に、過去の記憶を辿りながら「とはいえ、自分にも反省すべき点はなかったか」を考えます。

「相手の忙しさを理解せず、会うことを強要してしまったな」
「いちいち疑ってしまったのは自分の自信のなさがゆえ」
「自分の理想を相手に押し付けてしまっていたかも」

などなど自分が改められるところが見つかるはずです。

STEP5:体験の「意味付け」を変える

過去に起こった事実をなかったことにすることはできませんが、その事実をどう受け止めるのか?の解釈は変えることができます。

そしてこの解釈を変えることで、今とる行動を変えることができ、未来を変えることができます。

改善点を洗い出したあなたなら、もう思えているはずです。「あぁ、別れてよかったな」と。

失恋を通じて失ったものあるでしょうが、その経験で得たものも確実にあります。

失ったものにばかりを目を向けずに、得たものに目を向けてみましょう。

「得たもの?そんなの思いつかないよ!」と言いたくなるのは、 STEP4まで来てないからです。

まずは、STEP1の紙に全ての感情を書き出すこと。ここから一個一個クリアしていくことが重要です。

あなたは「このままでいい」はずがない

最後に、誤解しないでいただきたいことは、失恋に悩まされていること自体は「悪いこと」でも「恥ずべきこと」でもないということです。

「失恋に悩まされているあなた」もあなたですし、「今この瞬間に前を向こうともがいているあなた」もあなたです。

どんなあなたであっても、それはあなたがあなたらしくいるために必要なあなたの一つの要素です。

どんなあなたであっても否定することなく、受け入れてあげてください。

ただし、「このままでいいのか?」と聞かれればそんなことありませんよね。

あなたは今よりももっと輝けるし、もっと幸せになっていいはずです。なのであれば、「このままでいい」はずがありません。

今のあなたがもっとより良いあなたに出会うために、「あの失恋があったからこそ今がある」と言えるあなたになるために、腰を据えて自分自身と向き合ってみませんか?

かといって、すぐに次の恋愛を始める必要はありません。恋にはお休み期間も必要です。

その期間は趣味や仕事に没頭するもよし、何もしないもよし、です。

恋はするものではなく「気づいたらしていたもの」です。焦らずにいきましょう。

この記事が、そんなあなたの一歩目を踏み出す背中を押すことができれば嬉しいです。


川口美樹
元俳優。1,000人以上の人生相談経験を元に、恋愛市場への本質的な情報発信を開始。恋愛・結婚・ジェンダー・夫婦・SEX・キャリアについての総合雑誌のような存在を目指し、講演も行う。書籍『なぜあなたの恋愛は思い通りにならないのか?』
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