
お正月、実家に帰る彼から「一緒に来る?」のお誘い。嬉しい半面、ドキドキですよね。彼のご家族、特に彼ママに気に入られるには、どうすればいいのでしょうか?
丁寧な挨拶や話し方、正しい箸の持ち方などは基本中の基本。それに加えて、押さえておけば彼ママにもっと気に入られる3つのポイントをお伝えします。
手土産のセレクトは?
現夫の実家に初めて挨拶へ行った時、わたしが悩んだのは手土産のセレクトでした。手土産は名刺代わり。センスがよく美味しいものを持って行って感心されたかったのです。
キュートなマカロンか、流行りのチョコレートか……? 悩むわたしに、仲を取り持ってくれた仲人さんが言いました。
「正解は、老舗和菓子屋の羊羹よ! 適当に選んだものではないことが伝わる手土産だから、きちんとした人だと思っていただけるの。新しいお菓子では年配の方だとご存知ないかもしれないでしょ。手土産は、あなたに敬意を払っていますと分かりやすくお伝えするアイテムなのよ」
結果は大成功! 手土産はお相手の年齢を問わず、素直に「いいものをいただいた」と喜ばれるものを、じっくりと手間ひまかけて選びましょう。
服やアクセサリーは?
着ていく服はワンピースがオススメですが、何を選ぶにしても露出は控えて。スカート丈は、座っても膝が出ない長さをチョイス。襟ぐりの開きは、デパートの年配女性服売り場のアイテムを参考に。
また、実はキモなのが服の色。やさしいピンクやパステルカラーを取り入れましょう。メンズ服ってダークカラーが多いですよね。だから明るい色をまとって行くと「可愛いお嬢さんね。一緒にいると場が明るくなる女性だわ」など、好感を持たれやすいのだとか。
ちなみにアクセサリーは、ネックレスなら一粒ダイヤのような小ぶり系はOK。ピアスは注意が必要です。控えめならいいかもしれませんが、年配の方のなかにはピアスにいいイメージを持たない方も……。
そしてたとえ彼からもらったものであっても、指輪は左手の薬指にはしないこと! まだ婚約していない場合、それがただのファッションリングでも「まだ結婚していないのに!」とムッとする彼ママもいますからね。
彼との距離感は?
彼ママの前でベタベタするのは厳禁です。仲良しねと微笑ましく思われるどころか、はしたないと思われます。
それに母親は一般的に、大なり小なり息子を奪われるという意識を持っているため、逆鱗に触れる可能性大です。でも、よそよそしいのも変ですよね。
そこでお手本にしてほしいのが、女優さんなど有名人のツーショット結婚会見。触れ合ったりしなくても、笑顔で視線をかわすだけで二人の間に流れる幸せな空気が伝わってきませんか? 親世代にとっては、あれが好感を持てる仲良しカップルの姿なんですよ。
彼ママ……その響きに恐怖や苦手意識を覚える人は、多いかもしれません。でも、お母さんがいるからこそ大好きな彼がいるんですよね。そう思えば、自然に感謝の気持ちが芽生え、穏やかに楽しく一緒の時間を過ごせるはずですよ。
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